6月28日(土)雨
神戸の土師淳君殺害事件で容疑者が捕まった。それだけでもかなりのビッグニュースだが、それ以上に衝撃的であったのは容疑者が14歳の中学生であったことだ。あれだけ残忍な事件であり、犯人(とはまだ決まってないのだが)が中学生であるとは、まさか予想だにしなかったことだ。
この事件、テレビのドラマやマンガなどに影響される部分が多く見られると言われていた。それは、逆に、容疑者の年代に対する影響度を考えるとつじつまが合う。こういったメディアの悪影響もまたこれから騒がれるのかもしれない。一般的な人間にとってはそんなつまらないことを騒がれるのは不本意だが、現実と虚像の区別がつかない人間が現実としているのだからしようがない。
それにしてもテレビを見ていて、この事件の内容に負けず劣らず気になったのは須磨警察署前からの中継。20歳いくかいかないかの若者が群がっていて中継の邪魔をしていた。アホ丸出しで。中学生の少年が起こした今回の残忍な犯罪と、時と場合をまるで判断できないこのアホな少年たちの姿は、種類はまるで違うが凸と凹という字のようにぴったりとはまり込んだ。