4月10日(金)晴
ここ最近ワイドショーなどで埼玉・所沢高校が話題になっている。先月の卒業式につづき昨日の入学式も校長主催の式と生徒会主催の式とで分裂しているという。発端は昨年の入学式にあるらしい。それ以前に、生徒総会ならびに職員会議で生徒主体で行われることが決定していた。そこに登場した新任の現校長がそれを無視し、式を行ったというのがそもそもの原因らしい。
教育法に基づいた儀式としての式を行うという校長の弁も確かに正しい。しかし、すでに、民主主義により決定していたことを覆すほどの正しさがあるとは思えない。もすこし融通がきいてもええちゃんかい?そういう型にはまった考え方が日本人の発想の貧困さの象徴のような気がする。