9月25日(月)晴
憲法第9条
あのアメリカの悪夢からちょうど2週間。すっかり世界はこの事件でもちきりだ。世界は報復戦争へと加速し、テロへの不安からか「22日に西海岸で再びテロが起きる」だとかノストラダムスの予言に今回の件が予言されていただとかいろいろな情報が錯綜する。我々、日本はどうだ。方向はすっかりアメリカの報復戦争への自衛隊後方支援へと向かっている。
平和憲法をうたう日本国憲法の個性はどこへ行ってしまったのだと言いたい。後方支援は武力行使ではないというがこちらには詭弁にしか聞こえない。
殺人しようとしている人間に拳銃を渡したらそれはどうなんだろう。
130億ドルもの経済支援をしながらまったく国際的に名を上げられなかった湾岸戦争の教訓とも言われるが、それのどこが悪い。それが日本の個性だ。何を言われようが平和憲法を持つ日本の個性だ。
武力行使の後方支援をしてしまえば、もはや「平和憲法」なんてことを「日本国憲法」に対して称することは恥ずかしくてできないだろう。日本も立派な武力国家の仲間入りだ。